不登校

不登校に対する精神医学的診断

不登校の入院例に対してDSM-III-R&IVの多軸診断を行った研究。 古口高志ほか、 心療内科入院治療を施行した不登校症例の病態特徴について : DSM(III-R&IV)多軸評定に準じた形式での評定結果より 心身医学 42(7), 467-474, 2002 http://ci.nii.ac.jp/naid/110…

頂き物

増補 不登校、選んだわけじゃないんだぜ! (よりみちパン!セ)作者: 貴戸理恵、常野雄次郎出版社/メーカー: イースト・プレス発売日: 2012/03/16メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (2件) を見る 増補版です。あと…

不登校、ひきこもりへの支援を語る

イベントのお知らせです。 第Ⅰ部に登壇します。斎藤環さんとイベントに出るのは初めてですので非常に楽しみにしています。 特別企画 「不登校、ひきこもりへの支援を語る」 http://www8.cao.go.jp/youth/suisin/hutoko_hikikomori.html開催日時 平成22年1…

戸塚ヨットスクール 18歳入所者、飛び降り自殺か

また戸塚ヨットスクールで自殺者がでたようだ。 戸塚ヨットスクール:18歳入所者、飛び降り自殺か 毎日新聞 2009年10月19日 12時39分 19日午前9時40分ごろ、愛知県美浜町北方の「戸塚ヨットスクール」の男性コーチから「人が3階から飛び降りた」と1…

不登校の統計(平成20年度)

平成20年度の文科省の学校基本調査の速報が出たので、不登校の統計のアップデートをしておこうと思う。 長期欠席者数 (参考図表3,参考図表4参照) 平成20年度間の長期欠席者(30日以上の欠席者)のうち,「不登校」を理由とする児童生徒数は12万7千人(2千人…

小田晋「社会をとりまく不安」

小田晋,2006, 「社会をとりまく不安--社会精神病理学的解釈」(特別企画 不安とむきあう) 『こころの科学』 (通号 128),64〜68 下記は、不登校が統合失調症だったらというもの。 この形の行動の精神病理学的中核をなしているのは統合失調症であり、その基本…

不登校の薬物療法

小田晋氏の1985年の論文。不登校という用語が一般化する前に書かれた論文であるが、特に古さは感じない。発達障害についての言及がないくらいである。不登校のところを引用。「歯に衣を着せずに」書かれてあるので興味深い。 小田晋,1985, 「不登校現象と…

不登校に含まれるアスペルガー障害の割合

塩川宏郷,2007, 「不登校と軽度発達障害--アスペルガー障害を中心に」 『現代のエスプリ』(474),205〜211. 不登校のうち6%にアスペルガー障害の診断名が付いたという論文。 また、アスペルガー障害の方を見ると、アスペルガー障害のうち3割が不登校状…

木村義則「不登校とひきこもり」

木村義則,2001, 「不登校とひきこもり」 『こころの臨床 à·la·carte』第20巻2号 成人の精神科に勤務していた頃,中学2年から不登校でひきこもりを呈し、90歳の祖父の年金で生活しているが借金も多く,就労できないままひきこもりを続けている30歳の男椎と…

折原茂樹ほか「教育に関する調査統計の読み方」考

折原茂樹,大野高志,山崎真之,雨森雅哉,白井清太郎,2005, 「「教育に関する調査統計の読み方」考−「学校基本調査」における「不登校児童生徒」の検討を中心として−」 『教育学論叢』23,p82〜66. 文部科学省『学校基本調査』で取り上げられる「不登校…

不登校児童の98%は幼稚園出身?

大学の知人から教えてもらった情報。「不登校児の98%は幼稚園出身」という徳島大学の調査があるということなのだ。 ソースは2007年8月16日の『視点・論点』に出演した元「わいふ」編集長、田中喜美子氏の発言。 「3歳までの母子密着が、生きる力の乏しい…

貴戸理恵のオールニートニッポン

第1回 貴戸理恵のオールニートニッポン http://www.allneetnippon.jp/2007/08/1_18.html 2007年8月3日(金)19:00〜21:00 今日の7時からだそうです。

森田洋司『「不登校」現象の社会学』

こちらの研究会のレジメというか、議論の参考にするための引用たち。メモとして。 第III部 現代社会と不登校問題 第8章 学校社会の私事化 第1節 社会の近代化と私事化現象 こうした現代社会の主要な動向を社会学では「プライバタイゼ-ション(privatization)」…

渡邉亜矢子「東京都公立中学校における「学校ぎらい」出現率の学校差および地域差」

渡邉亜矢子,1992, 「東京都公立中学校における「学校ぎらい」出現率の学校差および地域差」 『生活指導研究』第9巻,143-162. 渡邉亜矢子氏の現在の姓は伊藤に変わっているようだ。(参照) 不登校統計やそれを扱ったものを読んでて釈然としなかった部分が、…

保坂亨「不登校の実態調査:類型分類の観点から」

保坂亨,1999, 「不登校の実態調査 : 類型分類の観点から」 『千葉大学教育学部研究紀要』I, 教育科学編 47,7-18. 不登校のミクロの調査。質的にデータを調べている。非常にレベルが高い。この本(ISBN:4130513036)にもこの論文の研究は含まれていたよう…

園田順一ほか「不登校と社会的引きこもり : 発展過程を探り, 対応と予防を考える」

園田順一,高山巌,前田直樹,田中陽子,栗山和広,2004, 「不登校と社会的引きこもり : 発展過程を探り, 対応と予防を考える」 『九州保健福祉大学研究紀要』 5,77-84, 登校刺激あるのみという論文。 登校刺激をしないと「ひきこもり」になるぞ!という脅…

布村育子「不登校経験の語られ方」

布村育子,2004, 「不登校経験の語られ方−不登校と引きこもりの接続を検討する」 『埼玉学園大学紀要』人間学部篇 4,35-48. 「ひきこもり」というものが社会問題化されて以降、「不登校」のリスクファクターとして「ひきこもり」は取り上げられるようにな…

保坂亨「不登校の学校要因(3)地域差と学校差」

保坂亨,1998, 「不登校の学校要因(3)地域差と学校差」 『臨床心理学研究』 36(1),2〜8. 不登校の発生率には地域差のみならず学校差も存在すると言う論文。 まず、先行研究から、地域差について。つまり、子どもたちが育ってくる地域の社会・文化的な要因…

中2女子、包丁で父刺す けが1週間 殺人未遂容疑で逮捕 小出署=新潟

昨年の12月26日の殺人未遂事件。不登校の中二女子が、父親を包丁で刺したようだ。 中2女子、包丁で父刺す けが1週間 殺人未遂容疑で逮捕 小出署=新潟 父親を包丁で刺したとして、小出署は26日、魚沼市、中学2年の女子生徒(14)を殺人未遂の疑いで緊…

不登校児施設 密着取材放映 NHKに便宜 違法認定

長田百合子が経営する長田塾の裁判。原告の訴えがほぼ認められた形である。(via http://blogs.yahoo.co.jp/hikikomori9/24999746.html) 不登校や引きこもりの子供を寮で集団生活させる「長田塾」の実質的主宰者・長田百合子氏(52)らに、無理やり名古屋市…

貴戸理恵氏×小熊英二氏トークショー

第13回ミッドナイトセッション:貴戸理恵氏×小熊英二氏トークショーコドモであり続けるためのスキル 著者名:貴戸理恵(著) 出版社:理論社 出版年:2006.11 ISBN :4652078226【日時】2006年12月21日(木) 20:15集合 20:30〜開演(22:00終了予定) 【場…

貴戸理恵『コドモであり続けるためのスキル』

コドモであり続けるためのスキル (よりみちパン!セ)作者: 貴戸理恵出版社/メーカー: 理論社発売日: 2006/11メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 184回この商品を含むブログ (38件) を見る 紹介するのが遅れましたが、出たそうです。 この本について野崎泰伸…

【中国】雲南:中学生が爆弾自殺「勉強嫌い」同級生を道連れ

【中国】雲南:中学生が爆弾自殺「勉強嫌い」同級生を道連れ 雲南省北東部の昭通市にある梭山中学校で11日、3年生の男子生徒が同級生を包丁で刺したあと、爆弾を爆発させて自殺した。動機について男子生徒は「勉強が嫌で死にたくなった。死ぬ前に何人か殺し…

中学卒業時点での終業状況

現代教育研究会(代表:森田洋司)「不登校に関する実態調査」(平成5年度不登校生徒追跡調査報告書)より。 中学卒業後に「正社員」「パート・アルバイト」「家業手伝い(フルタイム)」などで就業に従事した者を合計すると、全体の28.3%いる。学校基本調査…

不登校に対する後悔の有無

現代教育研究会(代表:森田洋司)「不登校に関する実態調査」(平成5年度不登校生徒追跡調査報告書)より。不登校に対する後悔の有無。 不登校だったことに対して「学校に行けばよかった、後悔している」という後悔の念や自責の念をもっている者が、ここで設…

起立性調節障害

「起立性障害は怠け病じゃない」心身医学会が診療指針 田中英高・大阪医大助教授によると、起立性調節障害の子供は優等生タイプが多く、親らの要求に応えすぎてストレスをためやすい。 田中英高氏 (共同通信社) 大阪医科大学 OD(起立性調節障害)は、自律神経…

加野芳正「不登校問題の社会学に向けて」

加野芳正,2001, 「不登校問題の社会学に向けて」 『教育社会学研究』68,5-23. 不登校問題を社会学的に研究するための先行研究の整理がなされている論文。まず、「不登校」データの信用性について書かれている。 保坂は特定の市を事例として,各学校で毎月…