障害者がいません

本田由紀ニート図には「障害者」が含まれていない。また「慢性疾患」も含まれていない。


理由は「労働する者として社会的に認知されていないから」なのだろう。


この図はそもそも「就労」に関する図なので、「就労しない者」「就労しなくて良い者」は入っていない。そう考えると、「退職者」や「高齢者」が入っていないってことに気づかされる。


「ああ、なるほど」と納得できるわけだが、しかしそうすると、逆に「ひきこもり」が入ってるのはなぜなのか?という疑問にぶち当たる。つまり、図に「ひきこもり」が含まれていると言うことは、労働が出来る人として「ひきこもり」をみなしているということだからだ。


ここには、「ひきこもり」は働くべき存在なのに働いていないという価値判断がある。社会参加を望んでも失敗し続け、働こうと思っても働けないという人が少なからず「ひきこもり」には含まれている。しかし、その事は了解されずに、そもそも「働くことが出来るのだ」という事が、暗黙裏に(表に「ひきこもり」を入れるという事実を持って)確認されてしまっているのである。