井出草平の研究ノート

「娘を殺害」と110番、レストラン経営者の父親捜索


ひきこもりの娘の対処に困り父親が殺害したと報道されている事件。その後、父親も自殺したようだ。ひきこもりの心中系事件がたいして珍しくもなくなってきたということなのか・・・



「娘を殺害」と110番、レストラン経営者の父親捜索


 14日午前10時ごろ、東京都豊島区高田2の洋食レストラン経営者(59)を名乗る男性から、「娘を殺した。今から死にに行く」と110番通報があった。警視庁目白署員が同所のレストラン兼住宅に駆けつけたところ、職業不詳の大橋真理さん(25)が死亡していた。

 首に布のようなもので絞められた跡があり、同署は殺人事件とみて、父親の行方を捜している。

 調べによると、大橋さんは2階6畳間のベッドでパジャマ姿で死亡していた。父親は通報の約15分前に自転車で外出し、行方がわからないという。110番通報は新宿区内の公衆電話からあった。

 大橋さんは、両親と姉(29)の4人暮らし。同署員が駆けつけた時、母親(53)は1階レストランで清掃中で、事件には気付いていなかったという。



(2006年2月14日13時10分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060214i305.htm



「娘殺した」110番の男性、箱根で自殺 


東京都豊島区高田2のレストラン経営者の男性(59)が「娘を殺した」と110番通報して行方不明になり、自宅で二女(25)が絞殺されているのが見つかった事件で、この男性の遺体が18日朝、神奈川県箱根町内の雑木林で発見された。

 近くに置いてあったメモに「自殺する」などと書かれていたことから、同県警小田原署は自殺と断定した。

 警視庁目白署は、男性を被疑者死亡として殺人容疑で書類送検する方針。

 男性は木の幹に巻いたひもで首をつっていた。目白署によると、男性は二女の介護で悩んでいたという。

(2006年2月19日1時33分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060218i314.htm