井出草平の研究ノート

論争的なカテゴリ


中垣内正和

ひきこもりは個人病理であるという考えは否定したうえで、医療には社会精神医学、集団療法自助グループとの連携などの分野もあります。
id:iDES:20060312:1142167893

id:hotsuma

反論が来た。論争的なカテゴリだなw


疑問を感じるのは2番の記述である。「ええ、わたしはひきこもりは個人病理だと考える立場です。なんたって95%に診断をつけて(id:hotsuma:20060311#p1)、診断がつかなかった残りの5%もアパシー*2としているぐらいですから。」などと書いていただければ非常にわかりやすい。
id:hotsuma:20060311#p2


診断をしておいて個人病理を否定するというのは矛盾だという指摘。


中垣内氏の「医療化」が意味するところは、医療による独占とか、投薬ばかりの治療ではないというもの。治療か支援と呼ぶかはどうでも良いとして、問題の取り組みの中で医療は全体ではなく一つの方法であり、かつ、絶対に必要だという主張(でいいのかな?)。


個人病理を否定した上での診断の位置づけ可能性を探ればいいのかな(ああ、でもこれは社会学の仕事じゃないや)


全く横道に入ってしまうけども、興味関心としては、ファシリテーターの存在。各分野の取り組みが可能になったとして、それをファシリテイトをするのは誰が適切か?とか。