井出草平の研究ノート

SSM2006研究会


計量学徒の前でひきこもり話をさせて頂きました。場違いな場で場違いな話なため、全く伝わらないないのかと思っていたが、多少は伝わったので、出来はまあまあなのか。ひきこもりの話というのは、基本的には階層問題の思考に対する批判(もしくは脱構築)的な位置づけを持っているので、それが伝わることが本質的な意味での成功なんだけども、そういう意味では自分は失敗をし続けているんだろう。


それはさておき、発表の後、八海山を飲みながら太郎丸先生とハイパーメリトクラシーな話とかをしたのが大変おもしろかった。


近年、調査の回収率が非常に低いので、どうしたものか?ということだけれども、どうもページ数はあまり関係ないんじゃないかという話になっていた。受けてくれる人は長くても文句はいわないし、やらない人は最初から拒絶する傾向があるのだとか。ということは、色々聞ける。キャリアも多分入ることになるんだろう。能力項目は入るのか要注目。


そうそう、これ読まなきゃ。

亀山俊朗『フリーターの「仕事」観』(PDF)