学術調査顛末記


http://www.ann.hi-ho.ne.jp/a-hisa/zat003.htm


量的調査への協力拒否と怒り。
調査側はこの人に興味を持っているわけではない。だから、個人情報保護がどうのこうの(例えば悪用)というのは勘違いに過ぎない。しかし一方で、いきなり大学などから調査に協力してくれと言われたら、非常に困る。拒否するのも当然だろう。


[1]個人情報は他者に見られたくない[2]大学などの権威的な所が見せろと迫る、という2つの状況がここに見て取れる。重要なのは、個人情報を他者に見せてはならないという意識の方だ。


個人情報を見せることによって予測される結果がわからない。自分の知らない所で、情報がどんな使われ方をされるかわからない。ここから「不安」が起きている。つまり、合理的な判断ができない状況から、生まれてくる「不安」だと考えられる。


もし、情報を開示した結果がコントロール出来れば、このような不安は起きない。解決策としては合理的な判断を保証することになろう。とはいえ、それが今の技術でどうにかなるものかというのは、難しいところだ。


「調査不安」については「流動性」や「専門家システム」や「信頼」などの概念を使った社会学的な分析が必要ではないかと思う。