井出草平の研究ノート

回転についてまとめ


回転法 SPSS SAS 特徴
リマックス 直交 VARJMAX 因子ことに因子負荷のばらつきを大きくする。
クォーティマックス 直交 QUARTIMAX 各項目ごとに,絶対値の大きな因子負荷のものと 0に近い因子負荷のものが多くなるようにする。
エカマックス 直交 EQUAMAX 各因子寄与が等しくなるようにする。
パーシマックス 直交 PARSIMAX リマックスとクオーティマックスを融合したようなもの。
オーソマックス 直交 ORTHOMAX パラメータの指定によって,クオーティマックス,バイクオーティマックス,パリマックス,エカマックス,パーシマックス,因子パーシモニーとなる。
プロマックス 斜交 PROMAX 事前回転としてバリマックス回転を行なった後,因子負荷を何乗かして単純構造を強調し,仮説行列を作り,プロクラステス回転を行なう。
直接オブリミン 斜交 因子パターンを単純化するように回転。
ハリス・カイザー 斜交 HK 回転させるだけではなく,尺度変換によって単純構造にする。
プロクラステス 直交・斜交 PROCRUSTES ある因子負荷を仮説として,その値に近くなるようにする。


あんまりよく分からない。バリマックスは分散(variance)を最大化(max)とかは分かるが、どういう回転をかければ、そうなるのか分からない。使う側からすると、そこまで調べる必要があるのかどうか。それも分からないので、やっぱり各回転について文献を読んでみないとダメか。