井出草平の研究ノート

12のステップと12の伝統(日本語)

日本のOAについて。関西OAに12ステップ&12の伝統の日本語訳があった。


12ステップ

  1. われわれは食べものに対して無力であり、生きていくことが どうにもならなくなったことを みとめた。
  2. われわれは自分より偉大な力が、われわれを正気に戻してくれると信じるようになった。
  3. われわれの意志といのちの方向を変え、自分で理解している神ハイヤーパワーの配慮にゆだねる決心をした。
  4. 探し求め、恐れることなく、生き方の棚卸表を作った。
  5. 神に対し、自分自身に対し、もう一人の人間に対し、自分の誤りの正確な本質を認めた。
  6. これらの性格上の欠点をすべて取り除くことを神にゆだねる心の準備が、完全にできた。
  7. 自分の短所を変えてください、と謙虚に神に求めた。
  8. われわれが傷つけたすべての人の表を作り、そのすべての人たちに埋め合わせをする気持ちになった。
  9. その人たち、または他の人々を傷つけない限り、機会あるたびに直接埋め合わせをした。
  10. 自分の生き方の棚卸しを実行し続け、誤った時は直ちに認めた。
  11. 自分で理解している神との意識的触れ合いを深めるために、神の意志を知り、それだけを行っていく力を、祈りと黙想によって求めた。
  12. これらのステップを経た結果、霊的に目覚め、この話を摂食障害者に伝え、また自分のあらゆることに、この原理を実践するように努力した。

12の伝統

  1. 第一にすべきは全体の福利である。個人の回復はOAの一体性にかかっている。
  2. われわれのグループの目的のための最終的権威はただ一つ、グループの良心の中に自分を現される、愛なる神である。われわれのリーダーは奉仕を任された僕にすぎず、彼らは決して支配しない。
  3. OAのメンバーであるために要求される唯一のことは、食事の問題をどうにかしたいという願望だけである。
  4. 各グループは完全に自律的でなければならない。ただし、他のグループまたはOA全体に影響をおよぼす事柄においてはこの限りではない。
  5. 各グループの主要目的は唯一つ、まだ苦しんでいる摂食障害者にメッセージを運ぶことである。
  6. OAグループはいかなる関係ある施設にも、外部の企業に対しても、保証や融資やOAの名前を貸すことをしてはならない。金銭や所有権や名声の問題が、われわれを大事な問題からそれさせる恐れがあるからである。
  7. すべてのOAグループは外部からの寄付を辞退して、自立しなければならない。
  8. OAはどこまでも非職業的でなければならない。しかし、サービスセンターのようなところでは専従の職員をおくことができる。
  9. OAそのものは決して組織化されてはならない。しかしサービスの機関または委員会をつくることはできる。これらの機関は、グループやメンバーからの付託に直接応えるものである。
  10. OAは外部の問題には意見を持たない。したがって、OAの名は公の論争でひき合いにだされるべきではない。
  11. われわれの広報活動は宣伝により促進することよりも、ひきつける魅力に基づく。新聞、電波、映画の分野で、われわれはいつも個人名を伏せるべきである。
  12. 無名であることは、われわれの伝統全体の霊的基礎である。それは各個人よりもOAの原理が優先すべきことを、いつも、われわれに思い起こさせるものである。

関西OA
http://www.freewebs.com/kansai-oa/
OAひろしま
http://www.freewebs.com/oa_hirosima/
OAこおりやま
http://www.geocities.jp/oakoriyama/index.html