逸脱論研究会のお知らせ

テキスト:マートン『社会理論と社会構造』第4章・第5章,Harary, Merton Revisited
日時:11月16日(木) 15:00〜
場所:大阪大学人間科学研究科(吹田キャンパス)
目的:逸脱論の日本語・英語文献を交互に読んでいく会。ご興味を持たれた方がいらっしゃればメールにてご一報ください。


読む論文が少し多いと言うことなので、今回の研究会は2回に分けます。


1回目はマートンアノミー論とハラリーによる批判を読んでマートンアノミー論を把握します。
2回目は、ベナールによるマートン批判のまとめ、舩橋・高坂論文で「中範囲理論」の限界と可能性について議論する予定です。

  • 『社会理論と社会構造』……第4章「社会構造とアノミー」,第5章「社会構造とアノミー(続き)」(121-178頁)


社会理論と社会構造

社会理論と社会構造

  • Frank Harary, Merton Revisited: A New Classification for Deviant Behavior, American Sociological Review, Vol. 31, No. 5 (Oct., 1966), pp. 693-697.


ハラリーの批判は、マートンによって示されている「+」「−」という記号の意味が一定しておらず、ある時は拒否と代替(革新)であり、ある時は無差別(儀礼主義での目標)であるなど、非常に説得的なものです。




次々回は中範囲理論についての研究会になります。
以下の論文を読む予定です。

  • フィリップ・ベナール『デュルケムと女性、あるいは未完の『自殺論』』所収、「アノミー研究におけるマートン

中範囲理論に関する論文の中から最近の『社会学評論』に掲載された2つの論文を取り上げます。

  • 舩橋晴俊,2006,「理論形成はいかにして可能か」を問う諸視点」『社会学評論』57(1):4-24.
  • 高坂健次,2006,「社会学における理論形成―いま、何が必要か―」『社会学評論』57(1):25-40.


論点整理のエントリ