井出草平の研究ノート

斎藤環「脳はなぜ心を記述できないか」

第9回大学院GP国内セミナー
斎藤環「脳はなぜ心を記述できないか」
日時:3月6日(火)14:00−16:00(事前申し込みは不要です。学外の方も参加できます。)
場所:ユメンヌホール(大阪大学人間科学部2階)

「脳はなぜ心を記述できないか」
概要:脳科学ブームの昨今、脳で人間の心や社会が説明できるかのような言説がまかり通っている。しかし実際には、現時点での脳科学は、人間の心や行動を整合的に説明できる学問たりえてはいない。精神医学者アンリ・エイは、脳の障害と精神症状との間にギャップがあることをふまえて「器質-臨床的隔たり」と呼んだ。この指摘はいまこそ有用である。「階層性-非階層性」をキーワードとして、脳科学による心の解明において、設定されるべき限界について
述べる。


主催者は「ひきこもり」の話を振ったが、別の話でということになったそうだ。という話は覚えてるんだけども、主催者が誰か忘れた。誰だったけ・・・
問い合わせ先:大学院GP推進本部 06-6879-4045