土浦・家族殺害の長男 心神耗弱を指摘


2004年に土浦で起きた事件(参照)の裁判。統合失調症の罹患があったということである。

 弁護団によると、鑑定書は、犯行当時28歳だった飯嶋被告は24歳ごろから統合失調症に罹患(りかん)していた、などとしたうえで、〈1〉被告は事件当時、心神耗弱状態で、心神喪失だった可能性も否定できない〈2〉統合失調症が現在も悪化の一途をたどっており、治療の必要がある、などと指摘しているという。
 弁護団は「当初から被告の責任能力について争ってきたが、こちらの主張に沿う鑑定結果が出た」と話している。飯嶋被告は送検後、鑑定留置され、「心神耗弱ではなく、責任能力を問える」との診断が出て起訴された。




土浦・家族殺害の長男 心神耗弱を指摘 検察と弁護側、鑑定書採用に同意=茨城
2007. 04. 28 東京朝刊 茨城東 33頁 472字 03段 読売新聞



 土浦市で2004年11月、両親と姉の家族3人を包丁で刺したり、金づちで殴ったりして殺害したとして、殺人罪に問われた長男の無職飯嶋勝被告(30)の第11回公判が27日、水戸地裁土浦支部伊藤茂夫裁判長)で開かれ、慶応大学医学部精神・神経科専任講師の村松太郎医師による精神鑑定書に対する意見陳述が行われた。検察、弁護側の双方が鑑定書の証拠採用に同意したが、検察は「信用性については争う」と述べた。
 飯嶋被告の精神鑑定は弁護側が請求し、裁判所が村松医師を選定した。
 弁護団によると、鑑定書は、犯行当時28歳だった飯嶋被告は24歳ごろから統合失調症に罹患(りかん)していた、などとしたうえで、〈1〉被告は事件当時、心神耗弱状態で、心神喪失だった可能性も否定できない〈2〉統合失調症が現在も悪化の一途をたどっており、治療の必要がある、などと指摘しているという。
 弁護団は「当初から被告の責任能力について争ってきたが、こちらの主張に沿う鑑定結果が出た」と話している。飯嶋被告は送検後、鑑定留置され、「心神耗弱ではなく、責任能力を問える」との診断が出て起訴された。