井出草平の研究ノート

大阪府職業カウンセリングセンター


大阪・天満橋の「エル・おおさか」の南館4階にある施設。相談・セミナーはすべて無料。本人だけではなく、親御さんの相談も受け付けているはずである。「ひきこもり」に近い「ニート」の相談を持ち込める施設。相談は予約制。年齢制限はない。職業の紹介はしていない機関。あくまでもキャリアカウンセリングがうけられる施設という位置づけだろう。

大阪府職業カウンセリングセンター
http://www.pref.osaka.jp/sogorodo/counseling/

実際の相談の流れについて書いてある。


話を聞いてもらい、悩んでいたことが解決したように感じ気持ちが楽になった。(個別相談)
http://www.pref.osaka.jp/sogorodo/counseling/enquete.html

アンケートより。


ホームページのコンテンツには参考になりそうなものがあった。


また、職業適性テストの作成も行っているようだ。現在までの所で、4つのテスト開発をしているとのこと。


ネット上でできるのは2つ。MIO職業興味チェックリストを試しにやってみた。結果へのリンク「研究科学」が高い値が出た。興味があるという結果なので、今やってることに近いと言えば近い。Prep-Y職業興味検査は「技術・専門(理系)」がハイスコアだった。あたらずとも遠からずという気がする。


テストでは、例えば「ビルや家を建てる」に興味があると選択すると「大工」という職業が結果で表示される。ただ、大工に必要とされるのは、ビルや家を建てる技術だけではなく、大工同士の人間関係や、体力的な問題もかかわってくる。また、左官や水道、ガスなどの工事という選択もあるし、設計士やコンサルタント・営業・投資運営会社の社員という選択もある。従って、このテストですべてがわかる訳ではなく、全体のごく一部のことが分かるということだと思われる。やってみて、あとは、対面でのキャリアカウンセリングなど(実際はおそらくこちらの部分がほとんどだろうが)で相談をしてもらうのが良いのではないかと思われる。