井出草平の研究ノート

摂食障害 (過食症) 克服マニュアル

<誰に受け入れてもらうの?>
まずは、家族! 親・夫、、、。最終的に自分を守ってくれる人。これが一番いい。もちろん、友達・彼、、、に言えるだけでも楽にはなる。でも、彼らは完全に依存するには危険な対象。他人だから。

家族に問題がある場合は、難しい壁であることを承知で書いてる。ただ、難しい問題だからこそ、乗り越えたときには、飛躍的に回復するんだ。実際、他の患者さんを見るとそうだから。

あと、同じ病気と闘う人 に受け入れてもらうってのも、とっても効果的だよね。
http://www010.upp.so-net.ne.jp/ed-kokufuku/3_seishin2.htm

友達と彼氏は裏切る場合があるから依存は危険(といっても、おそらく友達や彼氏が人間的にダメなのではなくて、ポジションとして難しいという意味なんだろう)。それで「親」というキーワードが出てくる必然が見られる。


しかし、そうすると、治療的には「親」やそれに相当する人が必要というの理解できるが、治療的必要性と原因はまた別の話なはず。


翻って、ひきこもりに話を戻すと、ひきこもり当事者は離脱の際に「依存」が話題になっていることが少ない。依存傾向を示している人は少なからずいるはずなのだが。強迫性と回避性はよく言われるんだけども。


治療的には他者への依存を行うべきどうかというところもポイントか。個人的には具体的他者への依存は控えるべきだという意見を持っているが、そうも言ってられないところなのか。