大阪大学でICT教育を取り上げる授業があり、毎回、学生たちに学習アプリのおすすめを聞くことにしている。 僕が知らないアプリを学生に教えてもらう機会でもあるので、楽しみにしている授業の一つだ。今学期話題に挙がったアプリをまとめておこうと思う。
僕のおすすめ
まずは僕のおすすめアプリから。
mikan
実際にかなり利用しているアプリ。英単語を覚える、忘れないために使っているアプリ。1日に振り返ることのできる単語数が多いところが気に入っている。
Google翻訳
https://translate.google.co.jp/?hl=ja
わざわざ言わなくてもよいアプリ。翻訳をする際に下訳的な使うのに便利。 Microsoft翻訳もそこそこおススメ。
grammarly
英文校正ツール。アプリと言ってよいのかわからないが、スペリングののチェックをするアプリとしてはGingerと双璧。スペルミスには役立つが、表現の提案はいまいちな気がする。有料版で追加料金を払うと文章のネイティブチェックをしてもらえるのは便利かもしれない。本当はguruでフリーランスの人を見つけるのがいいのだと思う。
Quizlet
https://quizlet.com/ja こちらも超有名。単語帳的なものであればQuizlet便利。学生の中にも使用している人がいた。著作権的に問題がありそうな気がするが、Quizletを検索するとDuo3.0の例文があったりするので、文例暗記にも便利なのだと思う。
Flashcards Deluxe
こちらはQuizletとセットのようなところがあるが、非常に便利なアプリ。 https://itunes.apple.com/jp/app/flashcards-deluxe/id307840670?mt=8
学生のおすすめ
スタディサプリ
こちらも有名所。最近は予備校に行かなくても大学受験対策の授業を受けることができる。しかも低価格で、というアプリ。自分が受験生の頃にあったらよかったなと思う。 https://studysapuri.jp/
スタディサプリ ENGLISH
こちらはTOEIC・英会話のスタディサプリ。大学受験だけではなく、大学生、社会人も対象にした英語のアプリ。
完全リスニング りすなん!
様々な言語の数字のリスニングを鍛えられるアプリらしい。英語での数の数え方が下手なので、勉強してみたい。
英語の友
旺文社のリスニング対策アプリ。使ったことはないが、これはいいかもしれない。
abceed
こちらも英語のリスニングアプリ。TOEIC向けのアプリらしい。
Citation Machine
http://www.citationmachine.net/
grammarly、gingerと同じく英語の校正アプリ。使ったことがないので、また使ってみたいと思う。
kahoot
クイズや投票機能などを備えたツール。教育で使えるし、おそらく企業内でもいろいろ使い道がありそうだ。有料なので、なかなか使いにくいとは思うが、似たようなシステムをつくるよりは安いかもしれない。
ロイロノート
メモ程度のノートに関連性をつけて並べることとそれを共有できるソフトウェア。研究では、KJ法に少し近い気がした。 いろいろと使い道はありそうだ、有料だが、さほど高くないので、導入するのは簡単そうだ。
くずし字学習支援アプリKuLA
くずし字のアプリらしい。大阪大学の文学研究科の飯倉洋一先生の科研で作成されたものらしい。実際に作成の中心になった人は橋本雄太先生という方のようだ。
とても素敵な科研費の使い方だと思う。
紹介:くずし字学習支援アプリ「KuLA」が公開開始。iOS版、Android版あり。
Adobe Scan
https://acrobat.adobe.com/jp/ja/mobile/scanner-app.html
授業資料の電子化方法として出てきたアプリ。最近のレンズの良いスマホであれば、これで十分かもしれない。
Microsoft Office Lens|PDF Scan
個心的にはこちらを使っている。
Cam Scanner
他のスキャナ。使ったことはない。
Scan Snap
http://scansnap.fujitsu.com/jp/
アプリではないがスキャナはScan Snapが最も良い。少し高いが大学生になったら持っていても損はないと思う。タブレットが2-1PCと合わせると非常に強力。Scan Snapの最新式は持ってないが、ix500を2台使っている。
おまけ
スマホをやめれば魚が育つ
こちらは学習アプリではなく、スマホ依存を止めるアプリ。スマホを触らなければ触らないほど、魚が育つというコンセプト。 スマホを使いすぎているという学生からの情報提供。