「ネットやゲームで前頭前野機能が低下した人がフリーター・ニートになる」大山一郎香川県議

前回に引き続き香川件のネット・ゲーム規制条例を主導的に推し進めている大山一郎県議の2009年の発言から。

2009年03月10日:平成21年[2月定例会]経済委員会[商工労働部、観光交流局、労働委員会 http://www.db-search.com/kagawa/index.php/7090752?Template=doc-one-frame&VoiceType=OneHit&VoiceID=63061

この委員会で下記の発言を大山県議は行っている。

また、最近は携帯依存症、テレビゲーム依存症、それからネット依存症の彼らは、私は一般質問で何回も言いましたが、前頭前野機能といいまして善悪を判断したり持続性を持ったり、そういうような機能が低下しておったり、またそこに依存してしまいますから社会に適応できない。そういう人たちがニート、フリーターになっているので、特にニートの世界はそういう人たちが多いと思うんです。

就労問題もネット・ゲームが原因という見解のようだ。

ニート、フリーターは善悪を判断できない

ゲームが原因だという点もさることながら、問題発言が含まれている。
この発言の流れは下記のようになっている。

ゲームで前頭前野の機能が低下

善悪を判断できない持続性を持てない、ネットゲームに依存

社会に適応できない

ニート、フリーターになる

社会に適応できない理由は、前頭前野の機能低下により、「善悪を判断できない」「持続性を持てない」「ゲームに依存するため」(これは原因でもある)ためと述べられている。

  1. 「持続性を持てない」ので正社員が続けられず、フリーターになる
  2. 「善悪を判断ができない」ので、正社員ではなく、ニート、フリーターになる
  3. ネット・ゲームに依存するので正社員ではなく、ニート、フリーターになる

どれもひどい偏見だが、あえて選ぶなら2が最もひどい内容のように感じた。「善悪の判断ができるくらいなら、ちゃんと正社員になるよね」ということなのだろうか。

議事録

議事録の該当箇所の前後も引用しておく。
後半、臨床心理士へのディスもある。前頭前野の話を臨床心理士にして否定された体験でもあるのだろうか。

大山委員 ぜひ、そういうことを積極的に、具体的な事案につながっていくようにお願いしたいと思います。
 それと、ニート、フリーター対策なんですが、このニート、フリーターの人たちとちょっと話を聞いてみると、我々の時代の感覚とは全く違う感覚を彼らは持っておるんですね。最近は特に自由教育、自由に伸び伸びと個性豊かにといって教育されておりますから、自由が非常に大切であって不自由はいけないんだというような感覚を彼らは持っているんです。不自由はいけないことというふうな感覚を持って社会に出て組織に入ったら、組織というのは自由ではありません、不自由なもんなんです。これがいけないんだというような感覚を彼らは持っていますから、長続きしないんです。これを直そうと思ったら、根本原因は教育にあるんですね。ですから、そのあたりからきちっと、何でもかんでも自由自由と言わないでくださいねみたいな、ある程度社会に対しての厳しさ、連携の大事さ、我慢することの大切さ、そういうものをあなた方は教育委員会とも連携していかないといけない。卒業してぽんと社会に出てきた人間を相手にいろんな講座などをやったって、根本の考え方が直っていなかったらニート対策にはならないと思う。そのあたり、部長は答弁しにくいと思いますが、教育委員会との連携というのも必要になってくると思う。
また、最近は携帯依存症、テレビゲーム依存症、それからネット依存症の彼らは、私は一般質問で何回も言いましたが、前頭前野機能といいまして善悪を判断したり持続性を持ったり、そういうような機能が低下しておったり、またそこに依存してしまいますから社会に適応できない。そういう人たちがニート、フリーターになっているので、特にニートの世界はそういう人たちが多いと思うんです。ですから、それを解決しようとするには、臨床心理士というような人を入れると言いましたが、そのようなきちっとした知識を持っている人をここに充てないと、ただ単に今までの感覚の今までの勉強をしている臨床心理士を充てたんでは現代のそういうニート対策にはならないというふうに私は思っておりますので、臨床心理士の選定の仕方も、現代に非常に合ったそういうような携帯依存症、ネット依存症、ゲーム依存症、ここに対応できるような臨床心理士を持っていかないといけないと思うんですが、そのあたりどのようにお考えか、ちょっとこれも答弁しにくいと思いますが、お伺いいたします。