井出草平の研究ノート

デジタル治療用アプリAKL-T01の米国における承認取得(塩野義製薬)

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塩野義製薬株式会社(本社:大阪市中央区代表取締役社長:手代木 功、以下「塩野義製薬」または当社)は、当社が日本および台湾における独占的開発権・販売権を取得1しているデジタル治療用アプリAKL-T01(米国での製品名:EndeavorRxTM)について,Akili Interactive Labs, Inc.(本社:米国マサチューセッツ州、CEO:Eddie Martucci、以下「Akili社」)が、8~12歳の小児の不注意優勢型または混合型の注意欠如・多動症(以下、注意欠如・多動症ADHD)におけるコンピュータを用いて評価された不注意症状の改善を適応として、世界初のゲームベースのデジタル治療として米国食品医薬品局(FDA)の承認取得したこと2、および欧州においてCEマークを取得したこと3を発表しましたので、お知らせいたします。

塩野義はインチュニブ( グアンファシン)、ビバンセバンセ(リスデキサンフェタミンメシル酸塩)を国内で販売するなど、近年ADHDに力を入れている。