ANOVAを行うための4つのステップ。
こちらの続き。
ここでは、Rで標準的なANOVAを行うために必要な4つのステップを紹介する。
aov()関数を使ってANOVAオブジェクトを作成する。aov()関数では、y ~ x1 + x2
という形式の式で独立変数と従属変数を指定する。ここで、yは従属変数で、x1, x2 ...は1つ(複数)の因子独立変数である。
1
aovオブジェクトの作成
mod.aov <- aov(formula = y ~ x1 + x2 + ..., data = data)
2
ステップ1で作成したANOVAオブジェクトにsummary()
関数を適用して、サマリーANOVAテーブルを作成する。
summary(mod.aov)
3
必要に応じて、ステップ1で作成したANOVAオブジェクトにTukeyHSD()
などの事後検定関数を適用して、事後検定を計算する。
TukeyHSD(mod.aov)
4
必要に応じて、ステップ 1 のaov()
関数で使用したのと同じ引数を使用して lm()
で線形回帰オブジェクトを作成し、グループ間の差の性質を解釈する。
## ステップ4: 係数を見る mod.lm <- lm(formula = y ~ x1 + x2 + ..., data = data) summary(mod.lm)