井出草平の研究ノート

2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

青木省三ほか「身体性および居場所の概念から見た引きこもりの病理および支援に関する研究」

数少ない比較文化研究である。非常に貴重な資料だと思われる。 方法は、日本の「ひきこもり」状態を記述したものをイギリスとフランスの精神医学・心理学の専門家に見せて回答を求めたアンケート調査。 青木省三・野村陽平・太田充子・森享子・島内智子・向…

マートンのアノミー論に関する覚え書き

まだ書き中 社会理論と社会構造作者: ロバート・K.マートン,Robert King Merton,森東吾,森好夫,金沢実,中島竜太郎出版社/メーカー: みすず書房発売日: 1961/09/10メディア: 単行本 クリック: 61回この商品を含むブログ (53件) を見る 『社会理論と社会構造』…

『思春期・青年期の「ひきこもり」に関する精神医学的研究』目次

井上洋一『厚生労働科学研究費補助金(こころの健康科学研究事業)総括研究報告書 思春期・青年期の「ひきこもり」に関する精神医学的研究』 目次 Ⅰ.総括報告書 思春期・青年期の「ひきこもり」に関する精神医学的研究 井上洋一 Ⅱ.分担研究報告 1.青年期…

「引きこもり」の20歳二男を逮捕 大阪

阪市西淀川区柏里の無職栄正雄さん(56)方で、正雄さんがトイレで頭から血を流して倒れているのを長女が見つけ、119番した。大阪府警西淀川署員が駆け付けたところ、二男の無職幸次郎容疑者(20)が父親を殴ったと認めたため、殺人未遂容疑で逮捕した。正雄…

斎藤環×上山和樹

NPO法人「神戸オレンジの会」 7周年記念イベント: 「ひきこもりの未来」 http://d.hatena.ne.jp/ueyamakzk/20061003#p2 日時: 10月28日(土) 1部 13:00〜 2部 14:15〜 場所: 兵庫県こころのケアセンター 3F 大研修室 参加費: 無料 ビッグイシューの…

逸脱論研究会のお知らせ

テキスト:ハワード・ベッカー『アウトサイダーズ―ラベリング理論とはなにか』 日時:10月19日(木) 15:00〜 場所:大阪大学人間科学研究科(吹田キャンパス) 目的:逸脱論の日本語・英語文献を交互に読んでいく会。ご興味を持たれた方がいらっしゃればメ…

近藤直司ほか「ひきこもりの個人精神病理と治療的観点についての研究」

近藤直司・岩崎弘子・小林真理子・宮沢久江・藤井康男・宮田量治,2006, 「ひきこもりの個人精神病理と治療的観点についての研究」 『厚生労働科学研究費補助金(こころの健康科学研究事業)総括研究報告書 思春期・青年期の「ひきこもり」に関する精神医学…

職場でうまくつきあうためのコミュニケーション講座

Aダッシュワークの教育委員会支援事業にこんなものが登場。 職場でうまくつきあうためのコミュニケーション講座 職場でコミュニケーションがうまく行かず悩んでいる方対象。伝えたいことを整理しながら、どうすれば相手に伝わりやすいかを考えます。あいさ…

中村健二「引きこもりに関する行政施策の課題について」

中村健二,2006, 「引きこもりに関する行政施策の課題について」 『 平成14年度総括・分担研究報告書 心の健康問題と対策基盤の実態に 関する研究』 http://mental.m.u-tokyo.ac.jp/h14tokubetsu/分担研究報告書3-6.pdf (PDF) 「ひきこもり」支援ではわり…