2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧
落穂拾い的なエントリ。 以前のエントリー(http://ides.hatenablog.com/entry/2019/04/08/171145)で取り上げた清水和秋「因子分析的研究におけるmisuseとartifact」の続き部分である。 kansai-u.repo.nii.ac.jp 平行分析もMAPも主成分を使用 Horn(1965)の…
yomidr.yomiuri.co.jp yomidr.yomiuri.co.jp このコラムの筆者はある女性患者を当初「統合失調症(鑑別不能型あるいは単純型)あるいは統合失調型障害」と診断した。 その後、児童青年精神医学に詳しい医師から「自閉スペクトラム症(広汎性発達障害)」と指摘…
Mplusのデータファイルの位置について。 絶対パスでデータファイルを指定しないといけないと思っていたのが、相対パスでも大丈夫だということに最近気づいた。 絶対パスとは以下のようなものだ。 DATA: FILE IS "C:\Dropbox\Documents\Study\LCA\data.csv" …
清水和秋(2018)「因子分析的研究におけるmisuseとartifact」『関西大学社会学部紀要』 49(2): 191-211. kansai-u.repo.nii.ac.jp 標本サイズ Cattell(1978)は、標本サイズと分析対象の変数の数との比として、3 対 1 を目安としている。この比についての基…
素行障害とはConduct Disorderのことであり、以前は行為障害と翻訳されていた。翻訳が変化しただけで、同じものを指している。素行障害特定用語が4つあるのでDSM-5から引用しておこう。 サイコパスは様々な意味を含むが、その中核症状は、DSM-5では素行障害…
オープンダイアローグがひらく精神医療作者: 斎藤環出版社/メーカー: 日本評論社発売日: 2019/07/09メディア: 単行本この商品を含むブログを見る ひきこもりとオープンダイアローグのところを少し読ませていただきました。ネットワークを復活させるための支…
Mplusでの平行分析の実行の仕方は以前に書いたが、Rでも実行できる。 今回もbfiデータの1~25列目を使用する(参考: http://ides.hatenablog.com/entry/2019/03/19/093726)。 library("psych") data(bfi) d1<-bfi[1:25] 平行分析は次のように指定する。 fa.par…
因子分析をしていて混同しがちなのは因子負荷(因子パターン)と相関係数ではないかと思う。 誰も教えてくれなかった因子分析: 数式が絶対に出てこない因子分析入門作者: 松尾太加志,中村知靖出版社/メーカー: 北大路書房発売日: 2002/05/01メディア: 単行本(…
探索的因子分析において因子数を決定する基準として使われるMAPについて。 MAP:Minimum Average Partial correlationであり、日本語だと最小平均偏相関になる。 Velicerによつて開発された方法である。 link.springer.com 因子数を決める基準はどれが適切か…
Rでの方法はこちらを参照。 ides.hatenablog.com データはRのpsychパッケージに含まれるものを利用するので、作成方法は下部に記載する。 (追記: 2021/12/06) データの内容についてはこちらを参照。 Mplusのコード TITLE: Exploratory Factor Analysis by Mp…
サブカル・スーパースター鬱伝 (徳間文庫カレッジ)作者: 吉田豪出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2014/11/07メディア: 文庫この商品を含むブログ (17件) を見る ユースケ・サンタマリアはある時期、うつ病であったようだ。 文庫版でユースケ・サンタマリア…