高野山殺人初公判、少年が殺意を否認


こちらもクリップ抜け。2005年4月、和歌山県で起こった写真館経営者殺害事件。発達障害が関係している可能性があると報道されている。

高野山殺人初公判、少年が殺意を否認
 和歌山県高野町で昨年4月、写真館経営の久保田耕治さん(当時71歳)が殺害された事件で、和歌山家裁から検察官送致(逆送)され、殺人罪に問われた元私立高2年の少年(16)の初公判が29日、和歌山地裁(成川洋司裁判長)であった。少年は罪状認否で、犯行の事実関係は大筋で認めたが、「殺意があったというのは違う」と殺意を否認した。弁護側は傷害致死罪にとどまるとし、「成育歴に起因する適応障害が犯行に影響した可能性が高く、保護処分が相当」と主張し、家裁への移送を求めた。

 冒頭陳述で、検察側は少年には責任能力があったとしたうえで、犯行に及んだ背景や動機について、母親の男性との交際関係を巡り、「母親への嫌悪感や不信感を募らせ、そのストレスを殴って発散させようとした」と指摘。「暴行を加えている間に、死んでも構わないと思うようになった」とした。

 一方、弁護側は冒頭陳述で、少年審判時の精神鑑定において「適応障害」と診断されたことを挙げ、対人関係の構築などが困難な発達障害の可能性もうかがえるとし、「当時、自分の行動を制御できない状況で被害者が死んでもいいとの意識すらなかった」と強調。「医療少年院で社会的機能を獲得する必要がある」とした。

 起訴状などによると、少年は2006年4月24日夕、写真館を訪問。面識のあった久保田さんを台所にあった炊飯器や料理バサミなどで頭部などを殴ったり、突き刺したりするなどして殺害した。

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 地裁の法廷と傍聴席はこの日、仕切りで遮られ、少年の表情をうかがうことはできなかった。弁護士によると、拘置中の少年は一日の大半を読書に費やし、母親との接見は「会いたくない」と拒み続けているという。

 傍聴席では、久保田さんの義兄(74)が、久保田さんの幼なじみの辻本武司さん(71)とともに公判を見守った。義兄は「少年を許すことはできない。せめて自分の口で誠実に当時の気持ちや状況を語ってほしい」と話した。

(2007年1月29日 読売新聞)
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20070129p302.htm

16歳少年が殺意の記憶否認…和歌山写真館殺人初公判


 和歌山県高野町で昨年4月、写真館経営の久保田耕治さん(当時71歳)が殺害された事件で、和歌山家裁から検察官送致(逆送)され、殺人罪に問われた元私立高2年の少年(16)の初公判が29日、和歌山地裁(成川洋司裁判長)であった。

 少年は罪状認否で、犯行の事実関係は大筋で認めたが、「殺意があったとはよく覚えていない」と述べた。弁護側は「傷害致死罪にとどまる」と主張し、保護処分が相当として家裁への移送を求めた。

 起訴状によると、2006年4月24日午後4時15分ごろ、高野町の写真館で、少年が久保田さんを素手で殴ったうえ、台所にあった炊飯器や料理バサミなどで頭部などを殴ったり、突き刺したりして殺害した。


1月29日12時15分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070129-00000403-yom-soci