井出草平の研究ノート

<女性殺害>長女が発見…36歳の長男不明 新潟・田上


新潟県田上町での事件。今月21日に起きた事件。

 21日午後8時ごろ、新潟県田上町原ケ崎新田の無職、川崎味重子さん(64)方1階居間で、川崎さんがあおむけに倒れて死んでいるのを訪れた長女(34)が発見、110番通報した。頭の骨が陥没骨折しているとみられ、県警加茂署は殺人事件として捜査を始めた。同居している無職の長男(36)の行方が分からないことから、何らかの事情を知っている可能性もあるとみて捜している。
 調べでは、長女が遺体を発見した際、玄関は施錠されていて、室内に荒らされた跡はなかったという。川崎さんは鈍器などで殴られたとみられる。川崎さんは長男と2人暮らしだった。【北上田剛】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070122-00000034-mai-soci


産経新聞では次のような報道をしている。

 一方、行方が分からなくなっている長男は、物静かなタイプだという。高校卒業後、陸上自衛隊に入隊。数年前に除隊した後は、自宅にこもりがちで、近所でもあまり姿を見かけなくなったという。


就職後の「ひきこもり」出はないかと思われる。
2007年最初の「ひきこもり」が絡んだ事件ではないかと思われる。


追記:

自衛官の長男重雄容疑者(36)=公務執行妨害容疑で既に逮捕=を殺人の疑いで再逮捕した。「仕事をしないことで口論になり、かっとなって殺した」などと容疑を認めているという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070202-00000111-mai-soci


仕事を巡る口論だったようだ。



田上の女性殺害 小さな集落に衝撃 「活発」「温和な人」


 「まさかこんなところで人殺しなんて。何があったんだろう」−。田上町原ケ崎新田の民家で21日夜、無職の川崎味重子さん(64)が殺害された事件。日ごろから事件や事故とはほとんど無縁の小さな集落で起きた殺人事件に、地元住民らに衝撃が走った。

 川崎さんは、無職の長男(36)と2人暮らし。夫は病気療養のため、町内の介護施設に入所中で、近くに住む長女夫妻が頻繁に行き来していたという。

 近所の住民らによると、川崎さんは1人で山菜採りに出かけたり、仕事が忙しい長女夫妻に代わり、孫を保育所に送り迎えするなど、外を出歩くのが好きだったという。俳句もたしなみ、地元の俳句愛好会に所属。作品が町の広報誌に掲載されたこともあった。

 川崎さんを知る人は、「活発な性格でしっかりした人」「無駄遣いをしない生活感の強い人」などと口をそろえる。また、近くの住民は「温和で怒るようなことも、争いごとをするような人でもない」と話した。

 一方、行方が分からなくなっている長男は、物静かなタイプだという。高校卒業後、陸上自衛隊に入隊。数年前に除隊した後は、自宅にこもりがちで、近所でもあまり姿を見かけなくなったという。

 事件の現場は、JR信越羽生田駅から北に約200メートルの住宅街。近くを通る国道403号は人や車の往来が激しいものの、一歩奥に入ると人気はほとんどない。

 近くに住む男性は「こんなところで殺人なんて信じられない。早く解決してほしい」と祈るような面持ちで話していた。

(2007/01/23 03:54)
http://www.sankei.co.jp/chiho/niigata/070123/ngt070123000.htm

<新潟母親殺害>元自衛官の長男再逮捕


 新潟県田上町で1月、無職、川崎味重子さん(64)が自宅で殺害された事件で、県警捜査1課などは2日、元自衛官の長男重雄容疑者(36)=公務執行妨害容疑で既に逮捕=を殺人の疑いで再逮捕した。「仕事をしないことで口論になり、かっとなって殺した」などと容疑を認めているという。
 調べでは、重雄容疑者は1月17〜20日ごろの夜、無職であることを注意した川崎さんの頭部などを、自宅にあったハンマーとみられる鈍器で数回殴って殺害した疑い。司法解剖の結果、川崎さんの死因は頭蓋(ずがい)骨骨折による脳挫傷などだった。
 重雄容疑者は名古屋市に逃走。

2月2日20時23分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070202-00000111-mai-soci