井出草平の研究ノート

欠損値の補完[Mplus]

潜在クラス分析で欠損値がある場合の補完はできないものかといろいろ調べてみたが、コードが見つからない。IDREで次のようなエントリを見つけた。

stats.idre.ucla.edu

Mplusは完全情報最尤推定法(FIML)を用いて、変数の一部が欠落した値を持つモデルを推定するために使用できる。これはバージョン5からデフォルトで行われ、それ以前のバージョンでは、type = missing;を使用してこのタイプの推定を要求することができた。 しかし、いくつかのモデルでは、Mplusは、予測変数のいずれかで値が見つからない場合、削除がされる。

要するに通常はデフォルトでFIMLによる補完が行われているということだ。つまり、何もしなくても欠損値が補完されてた結果が出力されているということだ。

完全情報最尤推定法による補完をしない場合

  DATA:
    LISTWISE=ON;

DATAオプションでLISTWISE=ONをする。

言われてみれば、知っていた気がする。気のせいか、、、