井出草平の研究ノート

2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

馬場謙一「EAT−26有効性」

馬場謙一,1994, 「EAT−26有効性」 『厚生省特定疾患神経性食欲不振症調査研究班 平成4年度研究報告書』 拒食症のチェックに使われるEAT-26の研究。 EAT-26とはこういうもの 摂食障害スクリーニングテスト(EAT-26) http://mental.heart-warm.net/check…

引きこもり支援施設で死亡 実態見えぬ「駆け込み寺」

引きこもり支援施設で死亡 実態見えぬ「駆け込み寺」(2006.05.22朝日新聞) 朝日新聞より。ネットにはない記事から。 死亡した男性は米国留学後、引きこもりになった。母親は「米国に行って、人が変わってしまった」と愛知県警に話したという。家族は、テレ…

筒井末春「大学生の食習慣及び食行動異常に関する検討」

筒井末春,1994, 「大学生の食習慣及び食行動異常に関する検討」 『厚生省特定疾患神経性食欲不振症調査研究班 平成4年度研究報告書』 一般大学生への量的調査 一方,ボディーイメージについては自らを太っていると考えているもの1702名(53.6%),やせて…

遠山尚孝「フォローアップ調査からみた患者の自己理解と病態推移」

遠山尚孝,1994, 「フォローアップ調査からみた患者の自己理解と病態推移」 『厚生省特定疾患神経性食欲不振症調査研究班 平成4年度研究報告書』 摂食障害の当事者の生活状態のアンケート調査。31名と小規模調査になっている。 3.食事や食べ物へのこだわり…

うつ病に負けない メンタルヘルスの必須知識を身に付けよう

【初級】うつ病に負けない メンタルヘルスの必須知識を身に付けよう(1) via http://d.hatena.ne.jp/ASTER/20060519/p5 最も代表的な偏見は「うつ病になるのは,精神的に弱いから」という見方だ。しかし実際には,部署のエース社員,つまり精神的に決して…

アメリカは出生率2.0を守れるか

『from 911/USAレポート』第251回「アメリカは出生率2.0を守れるか」 冷泉彰彦(れいぜい・あきひこ) JMMの連載から。アメリカの合計特殊出生率は高い。 現在のアメリカは、先進国中では高いほうである出生率2.0以上を維持しています。他…

プロアナ(Pro-ana)

プロアナ(Pro-ana)というものがあるらしい。アノレキシア*1(拒食症)を支持(pro)という意味で、拒食症を「病気」ではなくライフスタイルの「選択」であると捉えなおしている。「病気」ではなく「選択」であるという考え方は「選択としての不登校(登校拒否…

データ

因子分析に適したデータを探し中。ザックリ分析してみたところSSMやJISSにはいいのがない。因子分析は社会学で使うことは滅多にないので、当然といえば当然か。「高校生とその母親の教育意識に関する全国調査」に3つほど良いのが含まれてた。このデータを使…

岩橋和彦「精神科医療サービスを上手に受ける方法」

精神科医療サービスを上手に受ける方法―心の問題で困ったときに作者: 岩橋和彦出版社/メーカー: 法研発売日: 2006/02メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (1件) を見る ぱらぱらと読む。 前半が病態別の記述。後半が医療制度などの解説にな…

「論文博士」廃止を、大学院改革で中教審

報告は、企業などに勤めながら研究論文を大学に提出して博士号を取得する「論文博士」について、「諸外国の制度と比べ日本独特の論文博士は、将来的には廃止する方向で検討すべき」と指摘、大学院の教育課程を修了して博士号を取得する「課程博士」制度に一…

ウェーブラット九州

「このサークルがなかったら、今でも独りぼっちだったと思います」 四年前から引きこもっているという二十九歳の男性は、そう言った。 サークルの名は「ウェーブラット」という。引きこもる青年たちが集まる、珍しい「専門家抜き」のグループである。一九九…

摂食障害スクリーニングテスト(EAT-26)

摂食障害スクリーニングテスト(EAT-26) http://mental.heart-warm.net/check/ed/eat26.html 計算してくれる。この指標についても調べなきゃ。

斎藤学「子どもの過食・拒食と家族の問題――精神医学の視点から」

斎藤学, 「子どもの過食・拒食と家族の問題――精神医学の視点から」 (特集 摂食障害(1)アプローチと治療) 『食の科学』(農政調査委員会,光琳) 3062003.8 p10〜14 摂食障害者を抱える家族の類型 1.完全家族 一見穏やかで安定した家族であり、その家族の内包…

坂田利家・斎藤滋「対談 肥満と咀嚼(上) 過食はどうして、どのように起こるのか?」

坂田利家・斎藤滋, 対談 肥満と咀嚼(上) 過食はどうして、どのように起こるのか? (特集 摂食障害(1)アプローチと治療) 『食の科学』(農政調査委員会,光琳) 3062003.8 p4〜8 坂田 ところが、食欲を調整している一次中枢というのは、物質を受け取って信号を送…

「ニート」という言葉

最近起こったアイ・メンタルスクールの事件、河内長野市の母の遺体切断、所沢市の夫婦殺害事件などの報道とコメンテーターなどの言うことを聞いていると、「ひきこもり」はバッシングの対象にはなっていないような感じだった(あくまでも自分の見たものの範囲…

雑誌「ビッグイシュー」第50号 「特集 今、日本という社会で生きること」

特集のゲスト編集長である小熊英二さんのほか、次の各氏へのインタビューが、きれいな写真入りで紹介されています。――後藤和智、貴戸理恵、笹野みちる、雨宮処凛、中村佐知江、中島岳志、やなぎみわ。 ▼私と斎藤環さんの往復書簡「ひきこもり社会論」今号は…

回転についてまとめ

回転法 SPSS SAS 特徴 バリマックス 直交 ○ VARJMAX 因子ことに因子負荷のばらつきを大きくする。 クォーティマックス 直交 ○ QUARTIMAX 各項目ごとに,絶対値の大きな因子負荷のものと 0に近い因子負荷のものが多くなるようにする。…

固有値

因子負荷量の二乗をタテに加えた数値は、当該因子がデータ全体の変動を説明するうえでもつ重みを表現しています。この数値は、ある条件の下で行列の固有億というものと一致することが知られているため、この因子負荷量二乗和のことを固有値と表記している書…

マン・ホイットニーのU検定

先日のエントリ(id:iDES:20060515:1147700813)で使われてた検定方法。自分で使ったことはない。少し勉強しなければ。 マン・ホイットニーのU検定(Wikipedia) Mann-Whitney's U test(Excel) マン(Mann)・ホイットニー(Whitney)のU検定(-ユーけんてい)はノン…

無茶喰い障害(Binge-eating disorder)

無茶喰い障害(Binge-eating disorder)DSM-IIIからDSM-IVの改訂に当たって導入された概念。加えられたのは、307. 50「特定不能の摂食障害」(Eating Disorder Not Otherwise Specified)の項目である。 無茶喰い障害:無茶喰いのエピソードが繰り返すが,神経性大…

治療経過共同研究グループ「登録症例の追跡開始時の状態−神経性食欲不振症の治療経過に関する共同研究」

治療経過共同研究グループ,1992, 「登録症例の追跡開始時の状態−神経性食欲不振症の治療経過に関する共同研究」 『厚生省特定疾患神経性食欲不振症調査研究班 平成2年度研究報告書』 はじめに 神経性食欲不振症の治療予後に関するprospectiveな追跡調査が…

順序尺度と間隔尺度

カテゴリーは、場合によっては数量化してとらえることができます。この調査の場合、50個の変量はそれぞれの意見項目に対する賛成度なのだと考え、「まことにそう思う」「どちらかといえばそう思う」「どちらかといえばそうは思わない」「少しもそうは思わな…

ストロベリーショートケイクス映画化

公式ホームページ http://www.strawberryshortcakes.net/ 映画は、魚喃キリコさんの女性コミックを原作に小説家の狗飼恭子さんが脚本を手がけた。物語は、風俗店で電話受け付けをするフリーター里子(池脇さん)は店長からセクハラを受けながら、恋に恋する…

NCLB Summit

Remarks by Secretary Spellings at No Child Left Behind Summit (2006.04.27 ED) NCLBのサミットが初めて開かれたようだ。 With this law, we set a historic goal for our country: every child learning on grade level by 2014. This is the first in a…

mimetex

mimetexを使うと表現の幅が広がる気がするので、少し練習を。 (解の公式) (偏差) (分散) (=標準偏差,=平均値) (分散) サクサク使いこなせるのは当分先のようだ。 参考: mimeTexで使えるギリシャ文字の入力の仕方一覧 mimetexとは 本家サイト mimeTeXを使っ…

変数と変量

統計学では、調査項目や質問項目のことを数学の変数になぞらえて変量とよびます。回答の選択肢のひとつひとつのことを、その変量のとる「値」だと考えます。 (三土修平『数学の要らない因子分析入門』8頁) この質問項目のように、人によってその値が異なるよ…

傳田健三「摂食障害の病像の変化」

傳田健三,2003,「摂食障害の病像の変化」,『こころの科学』日本評論社,15-21. 最初の医学的記述とanorexia nervosa(神経性無食欲症)について。 神経性無食欲症について初めて医学的な記載を行ったのは英国のモートンである。彼は一六八九年に「消耗病…

Reining in Charter Schools(NewYorkTimes)

Reining in Charter Schools(2006.05.10 NewYorkTimes) Even states with disastrously low-performing charter systems can point to a handful of outstanding schools. But several studies have shown that on the whole, charter schools perform no be…

後藤和智

「ニート」って言うな! (光文社新書)作者: 本田由紀,内藤朝雄,後藤和智出版社/メーカー: 光文社発売日: 2006/01/17メディア: 新書購入: 17人 クリック: 420回この商品を含むブログ (286件) を見る この本の著者の一人。 一番下に後藤和智氏の写真有 http://w…

後藤和智

「ニート」って言うな! (光文社新書)作者: 本田由紀,内藤朝雄,後藤和智出版社/メーカー: 光文社発売日: 2006/01/17メディア: 新書購入: 17人 クリック: 420回この商品を含むブログ (286件) を見る この本の著者の一人。 一番下に後藤和智氏の写真有 http://w…