スマートフォン嗜癖の尺度で最も使用されているのはスマートフォン嗜癖尺度 The Smartphone Addiction Scale(SAS)のようだ。
短縮バージョン(SAS-SV)も存在する。
日本語
日本語は短縮版のSAS-SVが翻訳されている。
筆頭著者は札幌のときわ発達支援センター・館農勝先生。著者にはAlan Teo先生、Norbert Skokauskas先生も入っている。
日本語版の翻訳はこの論文で行ったと書かれてある。
この論文ではIATとの併存的妥当性が相関係数でとられているが、内的整合性(内的一貫性)、再試験信頼性、収束的妥当性、弁別妥当性、構成概念妥当性といったものはとられていないので、尺度の妥当性・信頼性の検討はされていない。
久里浜医療センター
SAS-SVは久里浜医療センター訳で久里浜医療センターのウェブページで公開されている。
どういう経緯かは不明。館農勝先生たちのグループが行った邦訳とは同一ではないように思われる。