井出草平の研究ノート

社会参加の新たなきっかけに 特別支援学校に広がるeスポーツ(教育新聞)

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一方で、eスポーツを語る上で切っても切り離せないのが、昨今深刻化しているゲーム障害。ゲームの利用時間などをコントロールできなくなり、日常生活に支障が出る病気で、19年にWHO(世界保健機関)が新たな病気として、国際疾病分類に加えた。
 これに対し、群馬県では、北米教育eスポーツ連盟日本本部(NASEF JAPAN)と連携し、ゲーム障害対策を行っている。その一つが「NASEF G.A.M.E.R.S」。成長(Growth)、運動(Activity)、思考力(Mind)、身の回り(Environment)、人間関係(Relationships)、栄養(Sustenance)の頭文字から名付けた心身の健康のためのチェックシートで、トッププレーヤーを目指すからこそ、学校の課題や睡眠といった日々の生活の重要性を訴えている。このチェックシートを県のホームページに掲載するほか、県内高校や大会などで配布し、周知徹底を図っている。