WHOは2018年に国際疾病分類の改訂版(ICD―11)を公表し、「強迫的性行動症」を新たに追加した。日常生活に支障を来すネットポルノなどの過剰利用は「強迫的性行動症」に含まれると考えられており、精神疾患として初めて認められた形だ。
そうしたなか、本格的に研究を進めているのが兵庫教育大学で臨床心理学(認知行動療法)を専攻する伊藤大輔准教授と日本学術振興会特別研究員の岡部友峻氏だ。
2人は国内の一般成人の男女1011人を対象に調査(22年)※1を実施。7・3%(74人)が「やめようと思ったが見続けてしまった」など問題のある視聴をしていたことが明らかになった。74人のうち、半数は抑うつなど重い精神障害をうかがわせる症状があることも判明。中程度のうつ・不安症状や気分・不安障害を示した人を合わせると8割が何らかの障害を示した。ポルノ視聴によって睡眠や趣味、勉強、家事をする時間が削られていたケースもあった。
日本の4年制大学に通う男女150人を対象にした調査(21年)※2では、程度の差はあるものの5・7%の学生がポルノ視聴をコントロールできず、日常生活に問題が生じていることも分かった。
「やめたくてもやめられない…」 実は深刻なネットポルノ依存 | 毎日新聞b.hatena.ne.jpまたゲーム脳型のデマこきやってんの?何かに夢中になれば「生活に支障」が出るのは当たり前だろ。お前ら、深夜ラジオで寝不足になったり、本に夢中で電車乗り越したり、プラモの溶剤で死にかけたりしなかったのか?
2023/08/08 19:29
抑うつを計測するPHQ-9が高い群は介入が必要なのかもしれないが、シンプルなうつ病として介入すればいいだけで、強迫的性行動症とあるのは結果(もしくはコーピング)なのだろう。
以前に入れたエントリ。