強度行動障害のドキュメンタリーが放映されていたようだ。
強度行動障害は過去にエントリを入れている。日本独自の区分けである。該当するのは知的能力障害があり、自傷・他害のあるケースである。実態としては自閉スペクトラム症であることがほとんどだ。
取り上げられいたケースは自傷が目立っていた。自傷は対応が難しいのだが、海外ではナルトレキソンの投薬がされていることが多い。
自閉症の自傷行為に対してナルトレキソンを投薬すると80%の被験者は改善、47%は50%以上改善する。
結果だけみれば、抗てんかん薬や抗精神病薬よりも効いている。
定量的合成Quantitative Synthesisという言葉を初めて聞いたがメタアナリシスだろうか。