井出草平の研究ノート

起立性調節障害

田中英高・大阪医大助教授によると、起立性調節障害の子供は優等生タイプが多く、親らの要求に応えすぎてストレスをためやすい。

OD(起立性調節障害)は、自律神経失調症のひとつで、寝ている状態から起き上がった時に血管の調節がうまくいかず、症状が出るものをいいます。
http://www.yobouigaku-tokyo.or.jp/lb2_od.htm


少し前の日本小児心身医学会についてのペーパー。

起立性調節障害摂食障害不登校に加え、診療に関する医師の心身の健康性、EBMの蓄積、ホリスティック医学、災害医療の8部門に関して、多施施設での共通認識をもち、診断基準から診療指針の作成を目指した活動を平成14年から順次開始している。
現時点ではアンケート調査の段階から、診療指針の具体的作成の段階まで、各班で異なっているが、指針を作成する前後から研修会を行い、その完成度をめざし、普及と認識の徹底を因っていく予定である。
既に最も初期に発足した「起立性調節障害研究班」では指針の作成段階に入っている。


平成19年度の計画
○現在の活動の中で、摂食障害に関しての指針を発行し、それに基づく研修会を開く
○可能であれば、不登校に関しての指針も発行し、それに基づく研修会を開く


来年度に摂食障害の指針がでるらしい。