井出草平の研究ノート

中国でのインターネット依存症に対する電気けいれん療法(ガーディアン)

2009年の記事。中国でインターネット依存を電気けいれん療法で治療するという試みがされていたが、大きな批判を浴びることになり、禁止されるという経緯がある。この記事は実際にセンターで電気けいれん療法を受けた若者のインタビューである。

電気けいれん療法が痛いとインタビューでは言われているが、一般的に行われている修正型電気けいれん療法では痛みを感じることはないため、病院側が懲罰的に故意に痛みのある電気けいれん療法を行っていたか、このインタビューに答えている若者が嘘を言っているかどちらかである。

www.theguardian.com

17歳のTeng Feiさんはインターネット依存症の電気けいれん療法(ECT)を受けた。Teng Feiさんの父親が病気にかかったと母親から聞かされたとき、不安になりすぐに病院に行くことにした。しかし、父は病気にかかっておらすせ、嘘だった。病因で、数時間以内に彼は痛みを伴う治療を受けることになった。彼はその後数週間の間に何度もECTを受けることになった。

「それは本当に痛かった - 私の脳に針を突き刺すようなものだった」と彼は言った。

Teng Feiさんはもともと自分に問題があったわけではないと言い、インターネット依存症は存在しないと考えている。

「私にとってインターネットが非常に魅力的で、しばしば一日中それを使用している。しかし、例えばバスケットボールをプレイするなど、他にすることがある場合、私はインターネットを使わない」と彼は言っている。インターネット依存症と言うには、他にやるべきことがあっても、それをせずに、インターネットに没頭していなくてはならない。

「私の母はテレビの広告を見ました。テレビ広告では、インターネットの悪評を流して、私の母はその広告をみて私が病気だと信じてしまった」

彼はクリニックへの入院を拒否した時に初めて電気けいれん療法を受けた。

「何回電気ショックを受けたのか覚えていませんが、何十回も受けたはずです。時間は30分ほどでした」。

「私はもがいて起き上がろうとしましたが、彼らは私が入院することに同意していないため、30分ほど電気ショックを与え続けました。私は本当にこれ以上耐えられなかったので、入院することに同意ししました」。

彼は病院でECTを6、7回受けましたが、ほとんどが一度に数分間だった。

「最初の頃は、恐怖を与えて命令に従わせようとしていたのだと思います。電気ショックは、私が何か悪いことをした場合の罰だった」。

彼が逃げようとしたとき、彼はさらに30分間の電気ショック療法を受けることになった。

医者は電気けいれん療法以外に抗うつ剤と伝統的な漢方薬を与えた。毎日、彼は午前中に両親も一緒にレッスンを受け、プログラムを信じて協力するように促し、午後には訓練が行われた。

Teng Feiさんの両親は、彼の治療のために約14,000元(£1,250)を費やした。14,000元の内訳は、7,000元の月額料金、逃げた時の2,000元の罰金と早期に治療を終了するための5,000支払いである。

「治療は4ヶ月間続くはずですが、父は詐欺だったと思うようになった」と彼は言った。「私の父はレッスンで、治療者たちの意見に反することをいうことができないことを悟りました。また、私が電気ショックがどれほど痛いかを父に話し、若者が電気ショックを受ける部屋に入っていくところを実際にみて、私の父は心を痛めていました」

Teng Feiさんはさらに「治療は全く役に立たなかったと思います。私は以前もインターネット依存症ではなかったので、入院する前と全く同じように生活しています。私は今でもインターネットを使っていますが、両親は本当に干渉してきません。」と述べた。