子どものインターネット依存状態の変化とその状態変化に関わる発達特性の関与(弘前大学医学部)

www.hirosaki-u.ac.jp

 調査の結果、調査開始時点でインターネット依存の状態の子どもの中で、その後二年間インターネット依存の状態が維持される確率は47%にも上ることが判明しました。加えて、高学年の方がインターネット依存の状態が比較的維持されやすいことも明らかになりました。また、調査開始時点でインターネット依存でなかった子供が、調査期間内にインターネット依存の状態になる確率は11%程度であることがわかりました。また、インターネット依存状態の推移と発達障害特性の関連を調べた結果、自閉スペクトラム症や注意欠如・多動症ADHD)と関連した特性、その中でも特に不注意特性がインターネット依存状態の維持や調査期間内での新たな発生に関連していることが明らかになりました。

文献

掲載誌情報
雑誌:Journal of Autism and Developmental Disorders
論文タイトル:Neurodevelopmental Traits and Longitudinal Transition Patterns in Internet Addiction: A 2-year Prospective Study
著者:Tomoya Hirota, Michio Takahashi, Masaki Adachi, Yui Sakamoto & Kazuhiko Nakamura
URL:https://link.springer.com/article/10.1007/s10803-020-04620-2

link.springer.com