井出草平の研究ノート

インターネットゲーム障害の治療:PIPATICプログラムの簡単な概要

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  • Torres-Rodríguez, Alexandra, Mark D. Griffiths, and Xavier Carbonell. 2018. “The Treatment of Internet Gaming Disorder: A Brief Overview of the PIPATIC Program.” International Journal of Mental Health and Addiction 16 (4): 1000–1015.

インターネットゲーム障害の治療:PIPATICプログラムの簡単な概要
過去10年間で、オンラインビデオゲームの問題ある使用に関して心理学サービスにアクセスする児童・青年が増加している。その結果、効果的な治療を提供することが不可欠となっている。本論文では、インターネットゲーム障害を持つ12歳から18歳の青年を対象に、マニュアル化されたPIPATIC(Programa Individualizado Psicoterapéutico para la Adicción a las Tecnologías de la información y la comunicación)介入プログラムのデザインプロセスについて述べている。PIPATICプログラムは、心理教育、通常の治療、対人関係、家族への介入、新しいライフスタイルの構築という6つのモジュールで構成され、複数の介入領域を統合しています。このプログラムの目標は、オンラインビデオゲームに関連する依存症の症状を軽減し、青少年の幸福度を向上させることである。予備的な調査結果では、ポジティブで心強い効果が示唆されている。